スティーヴ・マックィーン その男とル・マンあらすじとキャスト情報!

だれもが憧れる、ハリウッドのヒーロー、スティーヴ・マックィーン。
彼の俳優人生を描いたのが、この『スティーヴ・マックィーン その男とル・マン』です。
映画そのものだけではなく、スティーヴ・マックィーンの人生など、関連情報についても調査してみました。
映画のあらすじについて
スティーヴ・マックィーンは、1970年、渡仏します。
それは、彼にとって大いなる野望を実現するためでした。
それまでの彼は、一流のハリウッドスターとして、その名声をほしいままにしてきました。
『大脱走』など、多くの有名映画に出演し、あの、ハリウッド映画の象徴たるカーチェイスの生みの親でもある彼。
プライベートでも、大豪邸で妻のニールと暮らし、子供にも恵まれました。
一方、熱心なカーマニアでもあった彼は、ついに永年の夢を実現しようと動いたのです。
それは、『栄光のル・マン』の撮影でした。
巨額の費用をつぎ込み、『大脱走』のジョン・スタージェスを監督に据えることも決定。
渡仏したスティーヴ・マックィーンは、古城に住みながら、トップクラスのレースドライバーたちを集め、本物のカーレースを撮ろうとしたのです。
いっさい、ハリウッド的な要素を排除した究極の映画!
しかし、そんな彼にピンチが訪れて……。
映画のキャストについて
『スティーヴ・マックィーン その男とル・マン』のキャストには、スティーヴ・マックィーン自身も含まれます!
もっとも、スティーヴ・マックィーンはもう亡くなっていますから、アーカイヴ映像というかたちになりますが……。
同様に、スティーヴ・マックィーンを一躍スターの座に押し上げたあの名作、『大脱走』を監督したジョン・スタージェスまでも、アーカイヴ映像というかたちにて登場します!
アーカイヴ映像とはいえ、世界的俳優と巨匠が共演!
これは見逃せませんね。
スティーヴ・マックィーンについて
スティーヴ・マックィーンは、1930年、アメリカのインディアナ州に生まれました。
生後すぐに両親が離婚し、祖母のきょうだいの家で育てられるという、恵まれない生い立ちでした。
彼の幼少期は、路上生活をしたり、少年院暮らしをしたりと、悲惨なものでした。
青年になると何でもやって食いつなぎ、やがて俳優の道へ。
1956年に、映画『傷だらけの栄光』で映画デビューしますが、名前もない役でした。
初主演は、1958年の『マックイーンの絶対の危機』。
1960年、ジョン・スタージェス監督の『荒野の七人』が大ヒットし、一躍人気者に。
以後、『大脱走』、『ブリット』など、ヒット作に立て続けに出演、その地位を不動にしていきます。
そして1971年、カーレースの神髄と言える『栄光のル・マン』に主演を果たします!
1974年には、ポール・ニューマンと『タワーリング・インフェルノ』に共演し、話題になりますが、これが彼のピークでした。
その後は趣味のモータースポーツなどに精を出し、一時復活しますが、1980年、亡くなります。
ル・マンについて
『栄光のル・マン』のル・マンとは、フランスにある都市です。
言うまでもないですが、ル・マンといえば、モータースポーツで世界的にあまりにも有名!
サーキットがたくさんあり、全世界のカーレーサーたちにとって、あこがれの街であると言えるでしょう。
ル・マンの象徴的存在と言えるのが、「ル・マン 24時間レース」です。
実際には、ル・マンの近郊で行われておりますが、24時間におけるサーキット内の周回の数を競いあうという、耐久レースになります。
こうしてみると、『栄光のル・マン』という邦題が、いっそうカッコよくみえますよね。
登場する車、スティーヴ・マックィーンが所有する車
クルマ好きで知られたスティーヴ・マックィーン。
さて、『スティーヴ・マックィーン その男とル・マン』には、どういった車が登場するのでしょうか。
まず、1970年型のポルシェ911Sがあります。
これは、映画『栄光のル・マン』の撮影中、スティーヴ・マックィーンに贈られたものだと言います。
さらに、スティーヴ・マックィーンが所有していたという、1953年型のシアタ208/S スパイダーも登場しますよ!
とにかく、クルマ好きにはまばたきするヒマもないような映画になることは間違いないようですね!
上映劇場について
【東京】5月21日 新宿シネマカリテ
【名古屋】6月11日 名古屋シネマテーク
【大阪】6月25日 シネマート心斎橋
まとめ
スティーヴ・マックィーン自身もそうですが、この映画には、彼だけにとどまらない魅力が、多々ありますね。
クルマの魅力、フランスの魅力……挙げ出せば限りない感じになります。
特にスティーヴ・マックィーンにあまりなじみがない世代に見てほしい一作です!
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