ヒトラーがコメディアン!?映画『帰ってきたヒトラー』まとめ

あのドイツの独裁者、アドルフ・ヒトラーが現代に復活!
しかし怖い話では決してなく、その内容は、ヒトラーがコメディアンになるという、あまりにもショック(?)なもの。
政治、SF、コメディを兼ねたという、魅力たっぷりの新しいヒトラー映画の登場です。
映画『帰ってきたヒトラー』のあらすじ
独裁者のアドルフ・ヒトラーは、1945年にドイツ敗北で自殺した……はずだったが、実は生きていた!
彼は、ある妙なことに気がつきます。
それは、ドイツ国民が自分を見ても反応しないということでした。
いったい、どういうことなのか?
実はヒトラーは、2011年の現代へタイムスリップしていたのでした!
ショックで倒れたヒトラーは、キオスクの店長に助けられますが、店長はヒトラーを見て、ヒトラーに似たコメディアンだろうと思ってしまい、キオスクで働くよう誘います。
しかたなく総統からキオスク店員へとなったヒトラー。
が、さらに彼はスカウトされ、本当にコメディアンとして番組に出ることになりました。彼はさっそく番組で得意の演説をしますが、それは「コメディ」としてYouTubeに挙げられてヒット。
コメディアンとして大人気になってしまいます。これをヒトラーはナチズムへの国民の支持だと思い込み、政治活動を再開しようとします。
そんななか、彼は皮肉にもネオナチから襲われます。そしてさらに皮肉なことに、ドイツ国民はそんなヒトラーをネオナチと闘う英雄のように称賛しだします。ついには彼に政界からオファーまできだして……。
キャストについて
このようにあまりにもセンセーショナルな感じのこの映画、キャストのほうも気になりますね。
アドルフ・ヒトラーを演じるのは、オリバー・マスッチさん。
劇中での容貌はもちろんヒトラーそっくり。
ファビアン・ザバツキ役は、ファビアン・ブッシュさん。
クリストフ・ゼンゼンブリンクを演じるのは、クリストフ・マリア・ヘルプストさんです。
『ビッケと神々の秘宝』、『小さなバイキング ビッケ』、『サージェント・ペッパー ぼくの友だち』などに出演しています。
カッチャ・ベリーニ役はカーチャ・リーマンさん。
『アグネスと彼の兄弟』や『バンディッツ』に出演しています。
フランツィスカ・クレマイヤー役はフランツィシカ・ウルフさんです。
ロケ地について
『帰ってきたヒトラー』のロケ地情報については、現在のところ、ネット上で報告が見られません。
ただし、舞台はドイツのベルリンですし、制作したのももちろんドイツです。
冒頭のヒトラーが目を覚ますところについても、ベルリンの空き地ということになっています。
そうなってくれば、ロケ地に関しては、ドイツのベルリン市内という可能性が高いといえるのではないでしょうか。
早く映画の撮影に関する詳細が判明してくればいいですね。
評価、公開日など
『帰ってきたヒトラー』は、原作は小説です。
ティムール・ヴェルメシュさんが書いたもので、ドイツではベストセラーとなりました。
映画化された本作も好評です。劇中ではヒトラーを悪としてばかりは描いていないのが特徴。しかしこのため、本国のドイツでは、問題視されたとも言います。
かなりの問題作と言えるこの映画、日本では最終的にどのように受け入れられるのか目が離せません。
日本では2016年6月17日に公開!!現在好評上映中!
まとめ
ヒトラーが復活するだけでもすごい発想ですが、コメディアンというのもビックリです。ドイツでよくこんな映画(やその原作)が作れたものだと感心させられますね。
おそらく、彼をテーマにした映画のなかでは、『独裁者』みたいに、比較的痛快なものになることでしょう。
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