ファブリックの女王(マリメッコ)のあらすじ&キャスト情報!

世界中で愛され続けているアパレルブランドの「マリメッコ」。
そんなマリメッコを創業した女性、アルミ・ラティアをテーマにした映画が『ファブリックの女王』です!
ドキュメンタリー的なあらすじと言えるこの映画について、いろんな情報をまとめてみました。
『ファブリックの女王』のあらすじ
物語の舞台となるのは、第二次世界大戦を終えたばかりのフィンランドです。
戦争のせいですべてを失ってしまったアルミ・ラティアは、夫のヴィリヨ・ラティアが買収した会社で勤務することに。
彼女は、ファブリックを売るための会社、マリメッコを作ることになりました。
が、作ってみたはいいものの、マリメッコはなかなかうまく軌道に乗りません……。
そのためアルミ・ラティアは、ドレスのファッションショーをヘルシンキで初めて実施します。
これが成功したことによって、マリメッコの運営は軌道に乗っていきます。
こうしていかんなく自身の才能を発揮する彼女でしたが、従業員のために金銭的な負担を負いすぎたため、銀行からうとまれてマリメッコは倒産しかけたりもします……。
さらに、危機は家庭にも訪れ、アルミ・ラティアは四苦八苦。
やがて彼女は、マリメッコ村なるものを作ろうと動き始めます。
はたして、彼女の運命は?
キャストについて
ここで、『ファブリックの女王』のキャストの面々を見ていきましょう!
主人公のアルミ・ラティアを演じるのは、ミンナ・ハープキュラさん。
アルミ・ラティアの夫であるヴィリヨ・ラティア役は、ハンヌ=ペッカ・ビョークマンさんです。
その他、リーナ役に、ラウラ・ビルンさん、ケルットゥ役にレア・マウラネンさんなど……。
ミンナ・ハープキュラさんは、どんなアルミ・ラティアを見せてくれるのでしょうか?
ハンヌ=ペッカ・ビョークマンさんは、これまでに『マダム・ヘッラ』などに出演しています。
マリメッコ(アパレルブランド)について
フィンランドのアパレルブランドである、マリメッコ。
この創業者であるのが、アルミ・ラティアと、彼女の夫である、ヴィリオ・ラティアです。
アルミ・ラティアが、友人のデザイナー、マイヤ・イソラへ依頼したデザインをうまく生かすため、設立した会社でした。
マリメッコは、創業後、間もなく事業展開を広めていき、数年後には国際的な企業へと発展していったのでした。
あのジャクリーン・ケネディがマリメッコを好んでいたことから、アメリカでも流行るようになっていきます。
その後も成長の一途をたどっていくマリメッコでしたが、アルミ・ラティアが亡くなると、買収されたりして、衰退していくことに……。
しかし、ワーキデアに買収されたことで、また浮上し始め、現在でも世界中で脚光を浴びています。
アルミ・ラティアについて
アルミ・ラティアは1912年に生まれました。
マリメッコを設立したのは、第二次大戦後の、1951年のことです。
ファブリックによって、一躍、ファッション界の革命児となりました。
マリメッコをフィンランドのブランドから世界レベルのブランドへと成長させたアルミ・ラティア。
彼女は、起業家としてだけではなく、プロデューサーとしてもその辣腕をふるい、注目されます。
ビジネスでも家庭でも、何度も苦境に立たされながら、その都度乗りきるという活躍をみせ、世界中の女性のあこがれの的に……。
アルミ・ラティアは1979年に惜しまれつつ他界しましたが、その功績は永遠に賛美されることでしょう。
まとめ
もともとマリメッコやアルミ・ラティアに興味がある、ファンであるという方は必見。
しかし、特にそういうわけではないという方であっても、見てみる価値はじゅうぶんにあるのではないでしょうか。
成功者の成功の裏に隠された苦労と人間ドラマに、きっとあなたもため息をつくことでしょう。
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