感動的な家族の真実の物語!映画『五島のトラさん』の情報まとめ

映画『五島のトラさん』は、まったくの一般人を追い続けたドキュメンタリーという映画です。その取材期間はなんと22年にもおよんだというから、すごすぎますね。テレビ番組から映画化となって、全国的に有名になるであろう物語をご紹介します。
映画『五島のトラさん』のあらすじ
映画『五島のトラさん』は、過疎化に悩まされている、長崎県の五島列島の新上五島町が舞台。この町で五島うどんを作る製麺業や天然塩の製造を営んでいる犬塚虎夫さんという人が、メインの登場人物となります。
7人もいるという子どもたちが毎日、早朝から犬塚虎夫さんの稼業を手助けするという親孝行な姿が話題になりました。子どもたちのこういった姿勢は、子どもたちへの教育上はもちろん、一家の結束にもつながっていったといいます。
取材が始まってから実に22年!小さかった犬塚虎夫さんの子どもたちも、それぞれ立派な大人へと成長していきました。
長男は漁師になって、一番下の子どもは高校の先生になりました。まったく普通の著名人でもない一家を長年追い続けた、渾身の大河的なドキュメンタリー、ついに映画化!
物語は松平健さんのナレーションで進んでいきます。
キャストについて
映画『五島のトラさん』のキャストは、ドキュメンタリーですから、それぞれ本人たちとなります。そのため、ここではナレーションを務める松平健さんをご紹介いたします。これまでに、『暴れん坊将軍』の徳川吉宗役で、あまりにも有名だった松平健さん。
彼は時代劇のイメージが強すぎますが、実に多様な映画に出演しています。『MAMAN』、『極道の食卓』、『劇場版TRICK 霊能力者バトルロイヤル』、『劇場版 仮面ライダーオーズ WONDERFUL 将軍と21のコアメダル』など。また、2016年は7月より、武井咲さんと滝沢秀明さんが共演することで話題のドラマ『せいせいするほど、愛してる』にも出演します。
長崎県五島列島について
映画の舞台となる新上五島町がある、五島列島。この地域は、長崎県とはいっても、県庁所在地の長崎市から100kmも離れたところに位置しています。
さらに、列島を構成している一連の島々は、140程度もの数に及びますが、これだけのスケールを誇りながら、島民の数はたったの7万人……。
おまけに、ほとんどの島民が高校卒業後、島外へ去っていき、年々、過疎になっていると言います……。とはいえ、海や火山など、景観のすばらしさには定評があるほか、西海国立公園に指定もされています。
見どころとしましては、自然だけではなく、数々の教会群も注目されています。五島列島には、雄大な自然はもちろんのこと、天然の食材も満載。
せっかくの環境なのですから、地域の振興で元気になってもらいたいものですね。この映画が一役買ってくれればと願ってやみません。
評価、公開日など
もとは、テレビ長崎によるドキュメンタリー番組だった、『五島のトラさん』。このたび、映画化のために編集されて、より多くの人が見やすいものとなりました。
「トラさん」こと犬塚虎夫さんは、長年、製麺や塩の製造に精を出しつつ、子だくさんの父親としても奮闘してきました。ところが、そんな犬塚虎夫さんもとうとう亡くなってしまいました……。
彼の残してくれたものとは?スケールアップした『五島のトラさん』を、見てきた方も未見の方も、この夏ぜひ、お楽しみください!
公開は8月6日からとなっています。
まとめ
これは単なる大家族ものでは終わらない、極めて偉大な物語ですね……。こんな家庭があったということに驚きですが、トラさんを見て育った子どもたちもさぞかし立派になったことでしょう。
映画が1人でも多くの観客の心に残り続ければいいですね。
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