これは、2016年の洋画のミステリーでは、もっとも注目作と言えるかもしれません。
そう、『シークレット・アイズ』です！
かなり注目すべきポイントが多いこの作品、どのようなお話になっているのでしょうか。
あらすじといい、キャストといい、かなり盛り上がりそうですね。

『シークレット・アイズ』のあらすじ

モスクの近くから身元のわからない女性の死体が発見されました。
モスクは、レイ・カステン捜査官が、テロ組織と関係しているのではないかと思って、調べていたところでした。
死体は、ジェス・コップ捜査官の娘であるキャロラインでした。

娘を殺されたことでショックを受けたジェス・コップ捜査官は引っ越すことに。
やがてレイ・カステン捜査官は、ある写真に不審な男が写っているのを見つけ、その正体を突き止めました。
男の名前はマルツィン。
でも、マルツィンを殺人犯とする物証がないまま、彼は釈放されてしまうのでした。
さらにレイ・カステン捜査官に不都合な展開が続き、その後、マルツィンに関する証拠はのきなみ消えてしまいます。

一方、ジェス・コップ捜査官はキャロラインを亡くした衝撃で、自棄を起こしてしまっていました。
なんとか1人で真実を突き止めようとするレイ・カステン捜査官でしたが、捜査当局の意向で妨害されてしまいます。

そしてキャロライン殺害から10年以上の歳月が過ぎて、事件は急転をみせますが……。

キャストについて

『シークレット・アイズ』のキャストのなかでも、最大の注目すべきところは、『アザーズ』のニコール・キッドマンさんが、クレア検事補役で登場することでしょう。
しかし、『シークレット・アイズ』のキャストのうち、著名女優は、ニコール・キッドマンさんだけではありません。
ジェス・コップ捜査官は、『プリティ・ウーマン』で知られるジュリア・ロバーツさん！
そしてレイ・カステン捜査官役は、キウェテル・イジョフォーさんが演じます。
あまりにも華麗なる顔ぶれになっていますね。

原作について

実は、『シークレット・アイズ』には原作がありました。
それは、アルゼンチン映画である『瞳の奥の秘密』というもの。
公開は2009年ですから、少し昔になりますね。
主人公は、ベンハミンという人物。
ベンハミンは、かなり昔の殺人事件をテーマに小説を書こうとしています。
もとの事件とは、花嫁が自宅で暴行されて殺害されたという、ショッキングなものでした。

ベンハミン自身、この事件では真犯人を逮捕していたのです。
が、解決したように思われていたのに、おかしな展開になっていたこの事件。
やがて真相を改めて探っていくと、あまりにも意外な真実が見えてきて……。

見所について

『シークレット・アイズ』の最大の見どころは、なんといってもニコール・キッドマンさんとジュリア・ロバーツさんの共演ですよね。この2人が出演するだけでもすごいのに、なんと『シークレット・アイズ』が初共演なのだといいます！
しかも内容がかなりスリリングなお話でもあります。
日米同時公開ではなく、日本での公開が後になっていることもあって、なんとしても鑑賞しておきたいところですね。
できればレンタルではなく、ぜひとも劇場において。

評価など

いちおう、『瞳の奥の秘密』のリメイクということですが、『シークレット・アイズ』はラストが変えられているようです！！捕まえられない犯人をめぐる戦い。
そして、裏切っている人物がいるのではないかという不審……。

あらゆる謎や恐怖がちりばめられた、一級のハリウッド作品としてよみがえった本作。
観客の寄せる期待は、相当大きいことでしょう。

なお、原作もアカデミー賞を受賞までしたという傑作です。
公開される日がやって来るのが、今から待ち遠しいものですね。

まとめ
『シークレット・アイズ』は、リメイク作品ということになっています。
しかし、こうして見てもお分りのように、ほとんどオリジナルに近いといってもいい感じです。
きっと、『瞳の奥の秘密』とは異なった魅力で、あなたをとりこにすることでしょう！