映画『神のゆらぎ』あらすじキャスト情報まとめ

映画『神のゆらぎ』は、ジャンルとしてはヒューマンドラマですが、少しサスペンスも入っているもようです。タイトルからも分かるように、神を題材にしているというこの作品。時系列に特徴があるという、その映画の全貌に迫っていきたいと思います。
映画『神のゆらぎ』のあらすじ
ある日、突如として起こってしまった、悲劇の航空機事故……。看護師であるジュリーのもとへと、多くの被害者が運ばれてきます。航空機に搭乗していた人たちの中で、なんとか生存していたのは、1人だけでした。
実はエホバの証人だったジュリーは、唯一助かった患者に対して、関心を抱いていき、救おうと尽力します。が、ジュリーには、プライベートにおいて、おなじくエホバの証人であるフィアンセがいました。彼は残念ながら、末期の白血病……。
輸血しないと命が危ないのですが、輸血を禁じるエホバの証人ですから、窮地に追い込まれてしまいます……。さて、ドラッグの運び屋であるサイモンは、ベネズエラから帰って、麻薬入りカプセルを飲むことで密輸しようとします。
ホテルに行き、飲み込んだカプセルをまた取り出そうとするサイモン。実はサイモンは、昔の失敗の償いのために、こんなことを始めたのだと言いますが……。
一方、夫婦であるマーティンとエベリンは、内心、おたがいにうんざりしつつ、自堕落な生活を送っています。マーティンはギャンブル狂いであり、エベリンはアルコール中毒……。そんな2人は毎年、キューバに行っていました。
バーテンダーのレイモンドは、クロークのリーゼと不倫関係。ある日、マーティンからキューバの話を聞いたレイモンドは、リーゼをキューバへ連れていきたいと思うようになります。これら、一見して、どこでどう結びつくのか分からない、それぞれの物語。
しかしそれが、航空機事故という一つの共通点を境目に、結びつき合っていって……。
キャストについて
映画『神のゆらぎ』のキャストでもっとも注目されているのが、グザビエ・ドランさんです。『マイ・マザー』、『胸騒ぎの恋人』、『わたしはロランス』、『トム・アット・ザ・ファーム』、『Mommy マミー』など、映画監督として知られている人物なのです。映画への出演のほうは、自身の複数の監督作のほか、『エレファント・ソング』など。
ほかには、マリリン・キャストンゲさん、ガブリエル・サブーランさん、ジャン=ニコラ・ベローさんなどが出演します。
グザビエ・ドランさんの監督作である『マイ・マザー』、『Mommy マミー』に出演したアンヌ・ドルバルさんも出演します。監督が自分の映画にも本格的に出演するのはめずらしいことではありません。ただ、今回は他の監督の作品に出演ということで、必見です!
評価、公開日など
まったくつながりがわからないような、4つの物語。これが航空機事故をもとに、やがて絡まっていきます。物語が現在になったり過去へ戻ったりと、時間軸の使い方も巧みで斬新です。
『神のゆらぎ』は、それぞれの登場人物たちの下した「究極の決断」を描いた物語。それが果たして正しかったのか、あるいは誤っていたのか……?彼らの決断は、本人だけではなく、他人へも影響していくことになるのですが……。神の存在をテーマに、難しい問題へと迫っていく本作。
公開されるのは、8月6日の予定となっています。
まとめ
宗教を題材にした作品といえば重い気がしますが、『神のゆらぎ』は興味深そうですね。サスペンス的なストーリー、時系列を使った演出、そして有名な映画監督の出演……。深い内容ながら、あなたも決して退屈せずに見ることが出来るのではないでしょうか。
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