夏といえば、やっぱり映画はホラーに限りますよね！？今回ご紹介する『X-コンタクト』は、ホラーといっても、海洋ホラーという、特殊なジャンル。アドベンチャーあり恐怖ありで、充実した映画体験になると思います。

さらにはSF的な要素まであるといいますから、これは目が離せません。

『X-コンタクト』のあらすじ

セイディたちは、大学での研究の一環にて、「ハービンジャー号」へと乗り込みました。この船は、セイディの祖父の漁船でした。調査のために海の中へ深く潜航していく彼女たち。

ところが、そんなハービンジャー号の目の前に、とんでもないものが現れるのです。それは、旧ソ連が打ち上げた人工衛星だったのです。

そのなかにあった宇宙飛行士の氷漬けにされた死体を調べてみたところ、正体不明の生命体が寄生していたという衝撃的な事実が発覚……！すっかり自分たちの発見に喜ぶセイディたちでした。

ところが、正体不明の生命体は、氷が溶け出したとたん、宇宙飛行士の死体とともに消えてしまうのでした……。やがて喜びも一転、ハービンジャー号内は凍りついていきます。やがて、正体不明の生命体によって、大学生たちは次第に殺されていくことになるのでした……！

キャストについて

『X-コンタクト』の主人公のセイディは、カミール・バルサモさんが演じます。

ほかに登場するキャストは、ランス・ヘンリクセンさん、マット・ウィンストンさんなど。ランス・ヘンリクセンさんは、『オズの魔法使い』、『ジュピター20XX』、『エイリアン2013』、『デイライツ・エンド』、『悪霊の餌食』、『オーディション2』などで知られています。

一方、マット・ウィンストンさんは、『エルム街の悪夢／ザ・リアルナイトメア』、『ザ・コア』、『ゾディアック』、『チャックとラリー　おかしな偽装結婚？』、『デビルズ・シティ』などに出演しています。

『X-コンタクト』はホラー映画になりますが、出演するキャストも、ホラー映画への出演キャリアがあるようで、大変期待できるのではないでしょうか。

監督を務めるのは、アレック・ギリスさんです。これまでに、『AVP2 エイリアンズVS.プレデター』や『ウルヴァリン：X-MEN ZERO』といった作品を手がけてきました。

評価、公開日など

ホラー、サスペンス、アドベンチャー、SF……。これだけさまざまなジャンルがてんこ盛りとは、どのような観客層であっても、期待ができるのではないでしょうか。学生たちが正体不明の生命体と遭遇し、命の危険にさらされるというストーリーも、じゅうぶんに面白そうですね。

しかし、『X-コンタクト』の本当のすごさはストーリーだけにはとどまらないのです！映像に関しても、制作陣によるこだわりがあふれているのです。できるだけコンピューターグラフィックスを使わないで、自然な表現が徹底的に追及されているという、バケモノなどの各場面が大迫力！

また、『遊星からの物体X』といった、同じようなジャンルの映画へのオマージュが随所にちりばめられているのも特徴的となっています。こうしたジャンルの映画であれば、オマージュはよく見られるものですよね。このような意匠を好むような方であれば、きっと大満足できるのではないでしょうか？

そんな映画『X-コンタクト』の公開は、2016年7月16日の予定になっております。

まとめ

海洋物の映画には、過去、傑作もたくさんありましたよね。人工衛星のなかの死体という怖さ、そして未知のバケモノに襲われるというSF。たくさんのジャンルが融合した、見ごたえには困らない作品です。

まさに夏に観賞するにはもってこいといえるのではないでしょうか。